人づくりプロジェクト2025
Client: 株式会社丹青社 様 / 2025
デザインディレクション
丹青社様が新入社員教育の一環として取り組んでいる「人づくりプロジェクト」 。
今回のテーマは「いろ」。
Caroは、新入社員様4名と一緒に「並走」する立場で、2025年4月から4ヶ月間、様々なアイディアを出し合いながら「いろ」という言葉を起点としたデザインに取り組みました。
・作品名 :#nuance
・デザイン・制作 : 株式会社丹青社様 猪熊のどか、神吉海香、中原彩也香、山田凛
・監修・ディレクション:株式会社Caro
一方で、私たちは日常生活において「色」をそのまま受け取れてはいない。
なぜなら「色」は表面処理と密接に関係し、
同じ色であっても、仕上げの違いで、見え方や印象が変化するからである。
つまり、私たちが受け取っているのは「色そのもの」ではなく、
「色 × 表面処理」によって現れる印象である。
この考えに基づき、「色」と「表面処理」の関係性を意図的に表現し、
その印象の違いを体験できるプロダクトを制作した。
ⒸYosuke Owashi
ⒸYosuke Owashi
以下株式会社丹青社様からの引用です。
● 人づくりプロジェクトとは
人づくりプロジェクトは、会社を知り、業務推進に必要な基礎知識を学ぶ「導入研修」「業務の手引き」と、ものづくりを実践する「プロダクト制作」で構成するオリジナルの実践型新入社員研修です。実際のものづくりを通じて様々な困難を経験し、業務の特性に応じた基礎知識を得て、配属後の実務に備えることを目的としています。
本プロジェクトの中心プログラムである「プロダクト制作」では、新入社員同士がチームワークを図りながら、ステークホルダーとの合意形成や関係構築、品質・コスト・納期の管理などを通して、実務に近い困難を体験します。それらを新入社員が自分事として取り組みながら乗り越え、プロダクト完成までやり切ることで最初の成功体験を獲得します。
●「人づくりプロジェクト展2025」
丹青社は、2025年8月19日(火)~8月29日(金)に本社クリエイティブミーツ、2025年9月2日(火)~9月5日(金)に関西支店クリエイティブミーツにおいて、「人づくりプロジェクト展2025」を開催します。
今年で15回目となる本展では、新入社員教育の⼀環として取り組む「人づくりプロジェクト」の中心プログラムである「プロダクト制作」において、第⼀線で活躍するデザイナーや⼀流の職人とともにつくりあげたプロダクトを通じて、新入社員の学びと成長を紹介するとともに、丹青社が人づくりに取り組む姿勢とこだわりをお伝えします。今年は10チームが10点のプロダクトを展示します。
今回のプロダクト制作では、「いろ」をテーマに設定しました。
当社の社名にある「丹青」は、赤(丹)・青の基本的な2色から「豊かな色彩」を意味します。昨年策定したパーパス「空間から未来を描き、人と社会に丹青(いろどり)を。」にもこの社名の由来を取り入れ、丹青社グループは、多彩な個性を生かして、こころを動かす空間づくりに挑戦し続けています。
今回は、当社の社名にもつながる「いろ」について深く考える機会となるようテーマを設定しました。新入社員は、この「いろ」の由来に立ち返り、「私たちにとって『いろ』とは何か」を自らに問いかけ、制作に取り組みました。各チームがどのようにテーマを解釈し、プロダクトをつくり上げたのか、その軌跡をぜひご覧ください。
※ 株式会社丹青社様ウェブサイトより引用
https://www.tanseisha.co.jp/news/release/2025/post-64294